PUPPIES(パピーズ)は子犬のネット売買において動物愛護管理法を遵守しています

動物愛護管理法と子犬のインターネット売買について

平成25年9月1日に動物の愛護及び管理に関する法律(以下、「動物愛護管理法」といいます。)が改正されました。これにより子犬を繁殖するブリーダーや販売するペットショップ・ペット仲介(以下、「生産販売者」といいます。)は、子犬を販売する際に守らないといけない事項が増えました。

ここでは、そのご案内に併せてインターネット売買の課題や現状についてご紹介致します。

特に注目するべき改正ポイントは以下の通りです。
1.子犬の飼い主様に子犬(現物)確認
2.対面による販売と説明の義務
3.生後56日を経過する必要
※但し、施行から3年間は生後45日、その後は49日を過ぎればお引渡しは可能という段階的導入による緩和措置が設けられています。

これから子犬のご購入を検討されている皆様にもぜひご一読頂きまして、子犬のお迎えにお役立て頂けますようご理解とご協力の程を何卒よろしくお願い致します。

動物愛護管理法とインターネット売買の関係性について

はじめに、なぜ動物愛護管理法は、数年前よりも確実に規定が厳しくなっているのでしょうか?

実は、犬猫のペットを初めとした生体のインターネット売買が一般的となり、販売方法が多様化された事と同時にあらゆる課題が浮き彫りになってきたためです。
例えば、業者による違法スレスレの売買、飼育環境の不衛生、動物虐待などによる子犬の健康被害によりお客様や動物愛護団体とのトラブルが起こったなどです。恐らく、テレビなどのメディアで一度はご覧になられた事がある方も多いとは思います。

では、インターネットを利用して子犬を購入する方法とはどのようなものがあるのでしょうか?

大別すると主に2通りあります。

1.ブリーダーさんやペットショップさんのホームページやサイトを見てお問合せを行う方法
2.インターネット仲介業者を利用する方法

つまり、インターネットを利用する事により生産販売者や購入希望者の利便性や購買力が向上した一方、目に見えないところでトラブルが多くなっているのです。

動物愛護管理法とインターネット売買の関係性はあくまで優良で健全な運営を心掛ける生産販売者さんを苦しめるために規定されているのではなく、子犬を希望する飼い主様が安心して子犬をご購入する事ができるようになる事、生産販売者による健全な繁殖・販売環境の構築、そして一頭でも多くの子犬が素敵なご家庭に迎え入れられ、子犬とそのご家庭が幸せに暮らせる事を目指すものであると私たちは思います。

インターネットを使った子犬を初めとした生体の売買は悪い事?

では、インターネットを利用する事は悪い事なのでしょうか?いいえ、全てが悪い事ばかりではありません。
むしろインターネットを利用することにより、直接ブリーダーさんやペットショップさん、個人で行っているペットの仲介業者さんのホームページやサイトを見てお問合せをする事ができるのでとても便利です。
また、もちろんその生産販売者の販売形態や方法にもよりますが、ちゃんと飼い主様がご納得頂ける説明を受け子犬の状態を見た上でご購入する事さえできればインターネット販売を行う事に全く問題がないと言っても良いと思います。

しかし、現実はそうではありません。インターネットで売買が簡単に行える事になったために更なる利便性や効率の追求そして利益の追求へと発展していきました。これにより、対面販売を行わない販売形態を持つ仲介業者の増加、助長につながったのです。

今、ここで問題となっているのは、そういった対面販売を行わない販売形態を行ってきた、また、今も行っているインターネット仲介業者の事を挙げています。

インターネット仲介業者って?

では、インターネット売買を行う仲介業者とはどんなものなのでしょうか?
簡単に言えば、実は私たちPUPPIES(パピーズ)もインターネット仲介に近いと言えますが、インターネット仲介業者にも大きく分けて2種類あります。

ひとつ目は、複数のブリーダーと提携しサイトへの登録と子犬の掲載を行いますが、そのサイトの運営者自身が子犬を飼い主様に引き渡すという仲介の方法です。
ふたつ目は、「複数のブリーダーに登録してもらい、そのサイトから犬種で検索し、子犬の出産情報などを確認、飼い主様が気に入ればその子犬を選んでブリーダーに連絡、何度かのやりとりを経て購入する」という仲介の方法です。また、飼い主様が購入に至ればブリーダーがその仲介業者に対して手数料を支払うといったビジネスモデルを持った業態を言います。

これら仲介業者はひとくくりに仲介業者と言われていますが、実は大きく違います。
まず、ひとつ目に挙げた仲介業者はオンラインペットショップのようなもので、飼い主様と仲介業者がちゃんと対面するために、トラブルも少なく問題はないと言えます。
次に、ふたつ目に挙げたインターネット仲介業者こそ環境省が動物愛護管理法で問題にしているものなのです。

インターネット仲介業者の問題点って?

では、このインターネット仲介業者の問題点とは何なのでしょうか?

  • 実際に子犬を取り扱っていない事
  • 書類のやり取りのみで優良な生産販売者(主にブリーダー)と決めている事

この2つの問題は切っても切れない関係性にあり、実はこれが子犬のインターネット売買における問題の拡大につながっていると私たちは考えています。

ではまず実際に子犬を取り扱っていないという事については、お恥ずかしながらPUPPIES(パピーズ)も実際には子犬を取り扱ってはいません。これはインターネット仲介業者サイトのほとんど全てが同じです。つまり、ブリーダーさんやペットショップさん、個人のペット仲介さんのような生産販売者の皆様のように私たちは本当の意味で子犬のプロではないという事です。

もちろん、生産販売者の皆様よりお話を伺い勉強させて頂いてはいますが、毎日子犬のお世話をする皆様には到底その知識は及びません。

しかし、だからこそ私たちはインターネットやパソコン、情報収集、メディア活用のプロとして生産販売者の皆様と支えあっていくという誠実な意識で、お互いに弱い部分を補完し合う事が大切であると考えています。

次に、書類のやり取りのみで優良な生産販売者(主にブリーダー)と決めているとはどういう事なのかをご説明致します。
実は、このようなサイト(主にブリーダー直販と言われているサイト)では、書類のやり取りのみしか行われていないのが実態です。良くて電話をしている程度であり、その他には申込み者がブリーダーという事だけしか確認していません。
※中には一部のブリーダーさんを訪問しているところもあります。

では、それでなぜ優良と言えるのでしょうか?
それは、サイトの中に「ユーザー評価」という機能をつける事で簡単に解決する事ができていました。

つまり、その生産販売者とやり取りを行った飼い主様からの評価が連続して悪かったり著しくサイトの規約や風紀を乱すような行為がめだつようであれば強制的に退会させてしまえばいいのです。

それなら安心して子犬を探す事ができるのではないでしょうか?

もちろんです。この方法は決して悪い方法ではありません。合理的で理に適っているものであり、私たちPUPPIES(パピーズ)にも同類の機能は実装されています。

しかし、この対処方法は一見、合理的で理に適ったように見えているだけで、本来、環境省が目指す「ペットと人とのより良い共生ができる社会化づくり」への貢献、この指針を満たすものではないと私たちは考えます。

なぜなら、このような機能による評価方法や、注意喚起をサイト上に表記して言い回し(「対面による販売や説明が義務化されましたから守って下さいね」といったようなニュアンスの文言)を変えただけで、実際には、リアルな現場や本当の生産販売者の方々をサイト運営者は知りません。

つまり、本当に信頼できる人なのか、逆に信頼して頂けているのだろうか?それも分かりません。

そのため、サイト運営者と生産販売者は単なるビジネス上のパートナーとして「売れれば良い」「売れれば儲かる」といった関係に発展しモラルハザードを引き起こします。

それがインターネット売買の問題にどう結びつくの?

では、これがなぜインターネット売買の問題点に結びつくのか詳しく見ていきたいと思います。
まず、隠れた潜在的課題から考えていきます。
このようなサイトが多く利用されるようになり、生産販売者との間でもう何年も顔の見えないビジネスが続いてきました。

そのために、「今使っているサイトは手数料も安いし使いやすい、でもあっちのサイトの方が手数料は高いけど売れるから利用している」といったような損得勘定でサイトを選んでしまうようになったのです。

また、インターネット仲介業者側としても、サイトの趣旨や使い方は規約やマニュアルを読んで下さいと言ったり、法律が変わったので、法律に沿って運営して下さいと書かれていているだけで、一方通行のやり取りにしかなっていないのです。
これがインターネット売買における潜在的な課題であり、問題点へと発展してきたのです。

こうした状態は、既にお互いのパートナーシップが薄らいでしまっているといっても良いでしょう。
では、どうしてこのようなお互いの信頼感の損失につながるのでしょうか?
それは生産販売者の皆様もインターネット仲介業者も『人』だからです。

PUPPIES(パピーズ)ではビジネスを『人』と行う事を常に意識し、考え、『人』が喜ぶ事、安心する事など信頼していける関係の構築をしたいと常に考え続けているのです。

<インターネット売買の課題>
それでは、今回の動物愛護管理法改正点における今までの問題がどのようなところにあったのかを考えていきたいと思います。

第1に、飼い主様による子犬(現物)確認の義務化がありました。

子犬の健康面や売買上のトラブルが非常に多かった

子犬を購入したい飼い主様は、これから長い時間をかけて共に暮らしていくパートナーを複数の写真や動画、生産販売者の言葉を信じて判断していたため言った事と違っていた、健康ではなかったといったトラブルが多く発生していました。
そのため、インターネット仲介業者のほとんどが犬舎見学へ行く事を推奨していました。しかし、推奨しているだけで実際にはインターネット仲介業者にとっては見学へ行っても行かなくてもどちらでも良いのです。なぜなら子犬さえ売れれば手数料が入るのですから、当然といえば当然です。しかし、このような意識定着があるがゆえに、法律が改正されて今もなお「必ず子犬を見学して下さい。」という一文を加えただけによる、昨日と何一つ変わらない運営が続けられてしまっているのです。

第2に、対面による販売と説明の義務化がありました。

説明不足の可能性が非常に高い

動物の愛護及び管理に関する法律施行規則(第8条第4号)では、「販売する動物の特性などについての十分な説明」が必要である事を規定しています。これは、ブリーダーやペットショップで犬を購入するときには受けるべき説明の事を言い、この説明には、性成熟時のサイズや飼育方法、避妊去勢手術に関することや、病歴、遺伝性疾患の有無等、とても重要な内容が含まれています。しかし、これら説明が省かれていたり、しっかり受けられていなく、そのために子犬の飼育方法に問題があったりトラブルになったりすることが多くありました。

第3に、子犬を迎え入れるまでに生後56日を経過する必要がありました。

※但し、施行から3年間は生後45日、その後は49日を過ぎればお引渡しは可能という段階的導入による緩和措置が設けられています。

子犬の社会性が未成熟のまま育ってしまう可能性が高い

子犬の繁殖業者は、子犬を引き渡すまでにこの生後経過日数を要する必要がありました。なぜなら、早い時期に母親犬とその子犬を引き離す事により子犬の社会性が育まれず、良く吠える犬になったり、しつけが入りにくくなってしまうと言われています。しかしこの問題には、科学的根拠がなくあくまで傾向を見ての規定でした。
しかし、このような曖昧なものに対して規制を強めていく理由には、やはり迎えられた子犬の将来とお迎え頂いた飼い主様ご家族の皆様の将来を良くしたいという思いが法の中に込められた思いではないのでしょうか。

今回、動物愛護管理法の改正が行われたにも関わらず、インターネット仲介業者のサイトでは今でも「お客様には、必ず子犬を確認して下さい」といったような一文を記述するだけで環境省令のガイドラインや動物愛護管理法の法律的解釈に沿った根本的解決策に向けた動きをとっているところはどこもありません。

私たちPUPPIES(パピーズ)ではこのような問題に対して真摯にその問題へ取り組む事で生産販売者の皆様のビジネス機会や本来得られたであろう利益の損失を改善し、また、見えないコストに対する改善支援により、より良い繁殖・販売環境の構築によるペットと人との共生社会こそ本来環境省が目指すところではないかと解釈しています。

関連リンク

電子政府の総合窓口 イーガブ 「動物の愛護及び管理に関する法律」
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S48/S48HO105.html

電子政府の総合窓口 イーガブ 「動物の愛護及び管理に関する法律施行規則施行規則」
http://law.e-gov.go.jp/announce/H18F18001000001.html

PUPPIES(パピーズ)はこう考えます。

このような現状でいいのでしょうか?私たちはこのような子犬のインターネット売買の仕組みに疑問を持ちました。それが、PUPPIES(パピーズ)立ち上げのきっかけです。

私たちPUPPIES(パピーズ)とそれらサイトとは根本的に大きく違う点があります。

第1に生産販売者の皆様に低価格でご利用頂ける環境をご提供しています。
第2に安易な健康保証を行わない代わりに、犬質の良い子犬を飼い主様にお安くご提供頂くようお願いしています。
第3に生産販売者の皆様を訪問し、お人柄や経営の健全性や衛生の安全性を確認しPRしています。
第4に生産販売者の皆様が利益を生み出せる販売環境の構築により犬質の良い子犬の繁殖・販売活動への設備投資を可能にしています。
第5に環境省令のガイドラインを遵守した対面販売を促進する事により子犬の販売が健全に行われる事で生産販売者の皆様、飼い主様と子犬、そして私たちPUPPIES(パピーズ)の3者とがより良い共生を目指しています。

インターネットは利便を向上し、利益の獲得、社会の発展に大きな影響を与えてきました。しかし、それが今の顔の見えないビジネスを確立させ、人と人との絆やつながりを希薄にさせてしまった事も事実です。
このような時代だからこそ、PUPPIES(パピーズ)ではインターネットとリアルの融合によるICT(Information&Communication Technology)を基本方針に人と人との絆やつながりを改めて深めていきたいと考えます。

PUPPIES(パピーズ)は、生産販売者の皆様おひとりおひとりをしっかりと支援し、1頭でも多くの子犬とご家族に幸せになって頂く事、また、社会への貢献により理解を頂いた上で報酬を頂かなければいけないものだと考えます。