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【高齢者が犬を飼うこと】をオススメする理由とは…?

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これからさらに加速する少子高齢化社会では、高齢者がいかに健康で過ごせるか、という部分が大切になってきます。
その健康に大きく貢献してくれるのが犬の癒しパワーではないか、という論文が存在します。
その論文を紹介しながら、犬を飼う事で高齢者にとってどのような健康面の作用があるのか
見ていきましょう!

ペットは昔から人間の健康に貢献してきていた

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ペットと人との関係については以前より研究され続けています。

例えば1998年、人と動物の関係に関する国際会議において、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学のレイナ教授の研究結果が発表されました。

その内容としては、ペットを飼っていない高齢者が一年間に受ける、何かしらの医療サービスの回数は平均して37回と言います。
それに対してペットを飼っている高齢者が受ける医療サービスの回数は、年間平均30回という研究結果があります。

さらに、ペットを飼っていない高齢者が平均して1年間に13日入院するのに対し、ペットを飼っている高齢者は8日という結果が出ていると発表されました。

ペットと人との関係に関する研究は数多くの研究者の間でなされており、これらの研究から二つことが導かれます。
・飼い主がペットと運動することによる健康効果
・ペットそのものが飼い主のストレスを軽減することによる健康効果

しかし、これらの健康効果メカニズムについては、現状でもまだ解明はされていません。
そこで注目したいのが、酪農学園大学獣医学部在籍者によって行われた研究です。

犬に関する研究とは?

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研究をご紹介する前に、簡単に自律神経についてお伝えしたいと思います。
自律神経がどういったものかを理解することで、この研究結果がより理解出来ますので、少々お付き合い下さい。

自律神経とは、自分の意志ではコントロールすることが不可能な神経になります。
この自律神経は、交感神経副交感神経の二つに分けられます。

交感神経は、体を活動させる時に働く神経になります。
運動している時は、心臓の鼓動が早くなる、汗が分泌される、などがありますよね。
これらは、交感神経が活発に働いている状態と言えます。

副交感神経は、交感神経と逆の働きをする、と捉えていただいて問題ありません。
副交感神経は、体がリラックスしている時に働く神経です。
睡眠中などが例にあげられます。

自律神経についてお伝えしたところで、酪農学園大学獣医学部在籍者によって行われた、犬が高齢者に及ぼす健康への研究を見ていきましょう。

ケース1
対象:平均年齢67.5歳 男女13名
健康な高齢者に、犬と30分散歩を行い自律神経の活性値変化を測定する。
これを3日間連続し、自律神経の活性値変化を測定する。

ケース2
対象:平均年齢71歳 女性4名
高齢者に6時間、自律神経解析装置を着けて、普段の生活をしてもらう。
その間に2回の犬の訪問を行い、自律神経の活性値変化を測定する。

自律神経のうち、交感神経副交感神経どちらがより働くかを見ることで、その人の状態を推測することができます。
つまり、交感神経が働いた時は緊張している状態副交感神経が働いた時はリラックスしている状態と捉えることができます。

研究の結果は?

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ケース1の結果
高齢者の単独の散歩よりも、犬との散歩の方が副交感神経の活性値の高さが見てとれた。
3日間実施することで、副交感神経の活性値は増加して、交感神経の活性値が抑えられた。

ケース2の結果
犬の訪問時のみ副交感神経の活性値が高くなった。

これだけ見ると、単に犬と共にいればリラックスすると取れますが、それだけではありません。

犬との散歩時の副交感神経の活性値<犬の訪問時の副交感神経の活性値という結果が得られました。
これは、犬そのものにストレスを軽減するというパワーがあると言えるのではないでしょうか。

ストレスは高齢者の健康に大きな影響を与えます。
例えば、ストレスにより心臓病やうつ病、高血圧を引き起こす可能性があります。
犬と生活することでストレスが軽減し、病気の予防効果まで期待出来る犬のパワーには驚きですよね。
犬と共に過ごす老後を考えた時、犬が持つこのようなパワーに注目してあげて下さいね。

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