長寿犬にする10のコツ【2/2】
7.ダイエット
運動や食事をしっかりやっていても、新陳代謝の低下で太ってくる犬もいます。
食事の回数を減らしたり、ペットフードを高齢犬用にするなどしてダイエットをしましょう。
1日1食でも大丈夫
犬は実は1日1食でも大丈夫です。子犬の頃から朝夕で2回の飼い主さんが多いのですが、高齢になったらフードを変えたり、与える回数にもしっかりと制限を設けた管理が必要です。
8.栄養が足りていない場合はサプリ
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サプリと言っても犬用のものを使います。
ダイエットや栄養補助として今は様々な種類のサプリが手頃な価格で購入できます。
サプリに対する不安
とはいっても、人間でもサプリを摂取することに抵抗を感じる人もいます。
特に原材料とかにですね。
こうした場合にもやっぱりかかりつけの獣医師さんに相談するのがベストな判断です。
9.排尿(トイレ)に対するケア
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高齢犬はおしっこの回数が増えます。
そのたびに外へ連れ出すのは負担となりますので、室内でできる環境を整えてあげたり、おむつをするのも一案です。
おしっこさせてから休ませる
人も犬も1日の生活習慣があります。
例えば夜9時以降は水を与えないといったルールを作り、おしっこをさせてから休ませるといった習慣をつけると良いでしょう。
規則正しいこともまた長生きの秘訣です。
10.幸せな気持ちで
犬が高齢になるといろいろ飼い主としての負担も増えることになります。
それが引き金となり、叱ったり怒ったり。
それがまた負の連鎖を生むことにもなったりします。
大変なことは抱えずに
長く連れ添った大切な愛犬の終焉の期、大変ですが、それでもあなたには悲しみと同じくらいの愛犬と過ごした日々の幸せな気持ちであり続けていただきたい。
もちろん「ついつい悪い方に考えてしまう」ことはあってあたり前。
飼い主として愛犬との思い出が作れるのもあとわずか。
あなたの幸せが愛犬の幸せでもあるからです。
大変なことはひとりで抱え込まず、あなた以外の家族や愛犬家の仲間、獣医師に打ち明けましょう。きっとあなたの支えになってくれることでしょう。
人にもターミナルケアといい、安らかで穏やかな終末期を迎えるための医療があります。人生の最後を静かに着陸したいと、最近はターミナルケアを望む人も少なくありません。
例えば末期癌などを患い、最後は治療をせず痛みだけを薬で取り除き、自宅で静かに過ごす事を希望する患者さんなどがそうです。
考え方にもよりますが、犬は人と違って話す事はできませんが、想いは人と同じだと思います。
犬はたまたま犬としての姿で生まれてきただけであり、あなたの大切な家族です。
あなたに苦労をかけるかも知れませんが、つらい時、あなたが愛犬からもらったうれしかったことや楽しかった思い出をもう一度思い出してみてください。
そして、家族の皆さんで支え合い、愛犬共々幸せに過ごしていただけることを願っています。
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