長寿犬にする10のコツ【1/2】
愛犬の長生きは誰しもがそうあって欲しいと思うことでしょう。
ブリーダーやショップから子犬で迎え、一生懸命にお世話をしてきて、若い頃はそれこそやんちゃで手を焼いたことも素敵な思い出です。
そんなわんちゃんもちょっとずつ年を重ねてきて、最近は少し元気がないかもと心配な飼い主さんも多いはず。
悲しいですが、老化はどうしても避けることができない自然の条理です。
普段の暮らしの中でそんな愛犬の変化には、十分気をつけてあげたいものですね。
普段から気をつけておくことで長寿犬にするコツをまとめました。
1.健康診断を受けさせましょう
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病気を早期に発見し、適切な治療を受けるためには、犬の健康診断を行うようにしましょう。
年に1回または半年に1回を目安に、高齢になってきたらできるだけ半年毎に行うようにします。
早期発見・早期治療
現在は、人間に対する医療が発達しているように、犬の医療についても同じです。
医療機器の発達により、症例も増えそれに対する良い治療法や薬の開発が進んでいます。
早い段階で愛犬の異変を知ることで、治療できる可能性が広がります。
2.愛犬を良く観察する
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何気ない日常でこそ、飼い主さんが愛犬に対して良く注意をして観察してあげる必要があります。
これは高齢犬になったからではなく、子犬の頃からの慣習にしましょう。
いつもと違うことに敏感になる
愛犬の病気は何も獣医しかわからないといったことはありません。
いつもと少し違う様子は目につきやすいもの。
変化に気がつくことが病気の早期発見になります。
3.かかりつけ獣医を決めておく
日々の愛犬の様子を観察していたら、いつもと何かが違う様子。
しかし、それが緊急を要するのかそうでないかまではなかなかできることではありません。
子犬の頃から診てもらう
犬が高齢になればなるほど問題が起きた際には早い対応が必要になります。
特に子犬の頃からかかりつけの獣医師さんを決めておけば、初めて行く病院よりも何かと安心です。
4.太りすぎや肥満をさせない
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肥満は犬よってもなりやすい、なりにくいがありますが、去勢や避妊をすると太りやすくなる傾向にあると言えます。
肥満は大病の元
肥満を患うと糖尿病や心臓病にもなりやすく、体への負担が増して関節・脊椎のトラブルや病気にもなりやすくなります。
太るのは簡単ですが、痩せるのは難しいため、高齢期を迎える前には太らせないようにすることが大切です。
5.栄養バランスに気をつける
犬のフードで最も優れた食品って何だかわかりますか?ペットフードです。食べないといって好物ばかりを与えてしまう飼い主さんがいますが、これが太ったりする原因です。
選り好みをさせない
初めのうち犬があまりペットフードを食べなかったとしても、いつも同じものを同じ量で与えるようにしましょう。それしかなければいずれ食べるようにもなり、食欲や体調の変化にも気が付きやすくなります。
6.程よく運動をさせる
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犬にとって運動はとても大切です。
特に高齢になると足腰が弱くなるため、子犬の頃からしっかり運動させ、高齢になってもできるだけ運動をさせるようにしましょう。
運動が強い足腰を作り、犬を元気な精神状態にさせる
散歩は徐々に短くすると良いです。
帰ってきて元気ならもう少し散歩しても大丈夫ですし、疲れて元気がなくなるようなら短くしましょう。
また、散歩に出たら絶対に歩かなければといけないというものではありません。歩けない場合でも外の景色を見るだけでもストレスの発散にもなります。
カートに乗せて外に連れて出してあげるようにして、歩けるなら少し歩かせるなどをしてあげると犬もよろこびます。
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